【SVシングルs12最終19位】 ミスト壁ラオス

 

【使用構築】

 

 

【構築コンセプト】

・スタンパに対して選出択を回避しながら勝つ

キュウコンメタを乗り越える

 

 

【構築経緯】

ミストフィールド持ちのアローラキュウコン+剣舞ラオスが受け駒のいない多くの構築に対して安定して勝てると思い軸にした

 

これを通すためにはキュウコンを安全に着地させる必要があったため、s操作技を持ちながら出し負けしづらい炎オーガポンとブーストエナジーハバタクカミを初手要員として採用

 

最後に、水ラオスが選出しづらい水オーガポンや物理受けポケモン全般が入った構築に対して、選出択を緩和しながら崩していける鉢巻パオジアンとあくびガチグマを採用した

 

 

【個体紹介】

 

アローラキュウコン(水テラス)@光の粘土

 

オーロラベール/ミストフィールド/ムーンフォース/アンコール

 

努力値 h212-b92-c4-d140-s60(臆病)

 

hb 陽気オーガポンの弱点ツタ棍棒を天候が雪の状態で確定耐え

hd できるだけ高く(ツツミのドロポンを約60%で2耐え)

s 準速ラオス抜き

 

構築の軸で、主に壁を残しながら後続の水ラオスのサポートを行う

 

ミストフィールドは壁展開の弱点である毒菱やあくびによるターン枯らしに対するメタであり、本来なら選出しづらいカバルドン入りに強かったり、壁とフィールドによりあくび型を含めたすべての型のガチグマに対応できた

 

持ち物はミストフィールドやアンコールで場に居座るターンが多いことや、壁を残した状態でラオスに撃ち合いをさせたいので光の粘土一択

 

 

れんげきウーラオス(水テラス)@バンジのみ

 

水流連打/アクアジェット/アイススピナー/剣の舞

 

努力値 h60-a252-b20-d20-s156(意地っ張り)

 

h きのみの回復効率を考えて3n

a 極限まで高く(+2アクアジェットで耐久調整されたメガネカミを倒したい)

hb きのみ混みで陽気水ラオスのテラスハチマキ水流連打2耐え

hd 臆病サフゴの10万ボルト確定耐え

s 準速サフゴ抜き

 

構築の軸で、壁とフィールドによる補助をしながら積むことで環境のほとんどのポケモンに1匹で勝てる破壊の鬼

 

最初はゴツメ持ちに困らないパンチグローブのドレインパンチ型で使用していたが、キュウコン展開でキツいハチマキ水ラオスに対して対面剣舞からテラス混みで勝てるようにきのみを持たせた

 

上記の変更を受けて、ゴツメカイリューに触れる回数を減らすため氷最高打点のアイススピナーを採用

 

パンチグローブではないため、ツツミやドヒド、水オーガポンのいないキョジオーン入りに対しては比較的強く出ることができた

 

 

炎オーガポン(炎テラス)@かまどのおめん

 

ツタ棍棒/ウッドハンマー/岩石封じ/剣の舞

 

努力値h60-a164-b4-d84-s196(陽気)

 

hd c198カミのメガネパワージェムを87.5%耐え

a 出来るだけ高く

s 最速ガブリアス抜き

 

構築の初手枠で、岩石封じによるs操作からキュウコンに繋ぐ動きが強い他に、初手に来やすいイーユイや相手の炎オーガポンのsラインを特性で判定しながら試合を組み立てられる

 

軸の2匹では初手のハチマキ水ラオスに半壊させられてしまうので、初手で取りこぼさないようにウッドハンマーを採用

 

剣舞の枠は当初挑発だったが、ディンルー入りに対して初手に合わせても荒らされてしまうので変更した

 

 

ハバタクカミ(電気テラス)@ブーストエナジー

 

電磁波/祟り目/挑発/ムーンフォース

 

努力値 h132-b244-s132(臆病)

 

hb 3分の1回復きのみだった頃の名残

s最速トドツキ抜き

 

初手に炎オーガポンを投げづらい岩オーガポンやコノヨザルやキラフロル、サケブシッポやカバと組まれていないトドツキ入り(初手にsブーストのツキが来やすいため)に対して初手に出すことが多かった

 

テラスタイプはカミミラーやサケブシッポ対面で大きなアドバンテージをとれる電気テラス

 

炎オーガポンとこのポケモンはともにランドロスに弱いが、キュウコンに引くことで安全にラオス展開ができるので隙がなかった

 

 

パオジアン(悪テラス)@こだわりハチマキ

 

噛み砕く/つらら落とし/サイコファング/氷の礫

 

努力値 a252-b4-s252(意地っ張り)

 

中盤から終盤にかけて増えていた水オーガポンやドヒドイデ入りに対して初手から圧をかけていくポケモン

 

ミストフィールドや雪との相性が良く、アローラキュウコンでサポートしながら崩しを行えた

 

 

赫月ガチグマ(毒テラス)@オボンのみ

 

ブラッドムーン/真空波/あくび/大地の力

 

h252-b84-c60-d100-s12(控えめ)

(s11最終3位の調整をお借りしました)

 

オボン込みで陽気水ラオスのハチマキ水流耐え

 

キュウコンが投げづらいキョジオーン入りや、初手テラスで大きなアドバンテージをとれるオオニューラ入りに対して先発に投げるポケモン

 

ツツミ入りの構築に対してはテラスを残しながら裏から投げることで、体力を残しながらツツミの裏のポケモンにあくびを入れることができた

 

 

【基本選出】

vsスタン

炎オーガポンorカミ+キュウコン+水ラオス

 

vs 水オーガポンorドヒドイデorラッシャ入り

パオジアン@2

 

vs ツツミ入り対面

カミ+ガチグマ+オーガポン

 

その他アドリブ

 

【結果】

最終

他2ロムは2120台から溶かして最終100位台

 

【反省】

キュウコンミストフィールドがバレるのを危惧して最終日前日まで違う型で使っていたが、壁とフィールドを同時にターン管理しなければならなく、練度不足のプレミで落とした試合がいくつかあった

 

・パオジアンを選出に組み込んだ時の選出パターンが煮詰め切れなかった(水ラオスを通せない構築が終盤増えた)

 

・今季も3ロム体制が足を引っ張っていた(時間切れ)

 

【最後に】

非常に悔しい結果になってしまいましたが、現実を重く受け止めて精進していこうと思います

 

拙い文章でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました