【使用構築】
【構築コンセプト】
・補助技を駆使して対応範囲を広げる
・環境の流行りに合わせてメタを張る
【構築経緯】
シーズンの序盤から流行っていた、頑丈ブリジュラスのステロ展開とあくびガチグマ入りのスタンパに対して、行動保証を持ちながら有利展開を作れるマジフレ+ミストフィールドを搭載したタスキハバタクカミを採用
また、ガチグマの処理ルートは複数用意したかったため、ハバタクカミから物理ポケモンに対して強い引き先となれて、特殊ポケモンにも隙を見せない持久力鉄壁光の壁ブリジュラスを採用し、壁展開から強引にあくびガチグマを起点にできるラム剣舞水ウーラオスと組ませた
以上が基本選出であったが、ウーラオスを通せないライコ入りやゴツメカイリュー+サーフゴーの並び、ドヒドなどの受け駒が入った構築に対して強いポケモンが欲しかったため、それぞれ地面テラス地震クリアチャームカイリュー、炎オーガポン、挑発ガチグマを採用
最後に、構築を調整していく中でパオラオス対面でハバタクカミからブリジュラスに引く動きがあまり強くないと感じたため、カミの持ち物をタスキからジャポへ、カイリューサフゴの処理ルートを増やすためにカイリューをスケショアンコ型へ変えて構築が完成した
【個体紹介】
ハバタクカミ(電気テラス)@ジャポのみ
ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/ミストフィールド
努力値 h52-b236-c92-d4-s124(臆病)
hb : a特化パオジアンのつららおとし確定耐え
c: d4振りブリジュラスをマジフレ+ムンフォで93%ほどの乱数
s: 準速135属抜き
ブリジュラスが初手に呼ぶ、タスキのパオラオスやガチグマに対して強い初手要員
マジカルフレイム+ミストフィールドにより、あくび型のガチグマに対しても技を見てから対応することができる
初手のハバタクカミミラーは後の展開を考えてテラスを切るか、シャドボ+ラオスのアクジェで縛る、マジフレで裏の起点にするなどの判断を行う
テラスタイプは対サフゴや対カミへの緊急用の電気
ブリジュラス(毒テラス)@食べ残し
光の壁/ボディプレス/ヘビーボンバー/鉄壁
努力値 h220-b204-s84 (腕白)
h:残飯効率を考えて16n+1
s:最速ガチグマ抜き抜き
hb:b+3でラオスの特化インファの乱数がずれるところまで
光の壁による後続のサポート、鉄壁プレスの詰ませ、持久力での物理クッションというさまざまな役割をこなせる万能ポケモン
物理ポケモンとの余裕ある対面で光の壁を選択することによって、交代してきたハバタクカミやタケルライコなどの特殊ポケモンすらも要塞化しながら突破することができる
物理ポケモンとの積み合いとなった際に、不意にハバタクカミに交代されて壁が間に合わないケースがあったため、テラスタイプはフェアリーと格闘半減の毒
れんげきウーラオス(水テラス)@ラムのみ
水流連打/アクアジェット/アイススピナー/剣の舞
努力値 h76-a252-b12-d4-s164(陽気)
s:最速ブリジュラス抜き
a:特化
前述の2匹のサポートのもとで積みまくるエースポケモン
壁やマジフレで弱体化させたガチグマやカミを起点に裏ごと貫くため、あくび電磁波意識のラム
当初は毒や鋼テラスを使用していたが、剣舞した上で相手の水ラオスに負けてしまったため水テラスで採用した
カイリュー(地面テラス) @いかさまダイス
地震/神速/アンコ/スケショ
努力値 h4-a252-s252(意地)
火力とsが欲しかったのでas振り切り
補完枠1
ラオスを出しづらいライコ入りやカイリューサフゴ等の構築に出せる枠
地面テラス地震とアンコが強力で、最終日は持久力ぽいブリジュラス入りにもラオスではなく、こちらを投げるように意識していた
ランド入りには初手地震を誘うポケモンからカイリュー引きすることでアドを取れる
炎オーガポン(炎テラス)@竈門のお面
努力値 h124-a140-b52-d12-s180(陽気)
s:最速イーユイ抜き
a:h4振りイーユイをテラス岩石で93%
b:特化ラオスの水流の乱数がずれるくらい
hd:臆病カミのシャドボ2耐え、特化イーユイの悪テラ悪波確定耐え
補完枠2
ディンルー、サフゴ入りやカミへの選出を厚くしたい時に出す枠
速いアンコールと技範囲とテラス時の火力が優秀で、最終日の選出率はかなり高かった
最終日増えていたビルドラオスやディンルー入りを狩れたため、環境と噛み合っていた
終盤にカイリューサフゴ+イーユイといった並びと何回も当たり、ラオスを出して負けることが多かったため、調整と技構成は対イーユイを意識している
赫月ガチグマ(ノーマルテラス)@シルクのスカーフ
ブラッドムーン/ハイパーボイス/挑発/真空波
努力値 h148-b4-c196-d4-s156(控えめ)
s:s4振りチオン抜き
c:11n
崩し枠
ラオスを通せない受けループやドヒドラッシャ入り、イダイトウ♂入りの構築に投げる
受けループには初手から、ピンでドヒドが入っている構築にはカミでミストフィールドを展開してから着地、イダイトウ♂入りにはラス1でテラスを残した状態で対面させる
真空波は大地と選択だが、今回は対攻め駒やイダイトウを意識して真空波を採用
【選出】
vs ガチグマ入りスタン カミ+ブリ+ラオス
vs ライコ、サフゴ入り カミ+(ガポン、カイリュー、ブリから2匹)
vs ドヒド、ラッシャ入り(非受けループ)
カミ+ガチグマ@1
vs 受けループ
ガチグマ+カミ+ガポン
【結果】
最高
最終
【反省】
・軸である剣舞ラオスの通りが悪くなっていた(速いor硬いきのみ持ちのビルドラオスや速いガポンの増加、硬いガチグマ入りが増えるなど)
・朝方の試合で消極的な選択が続いた他、明確なプレミがいくつか見られた
◎ラティが重すぎる
最後
【最後に】
今シーズンは構築に自信があり、実際に最終1桁付近まではいったものの、マッチングと流れに見離されてしまい、溶かしたレートを戻し切る時間がありませんでした
次のシーズンからは実生活とのバランスを考えながら1桁や1位を目指そうと思います
拙い文章でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました